福祉施設向け支援記録システム SimpleCase(シンプルケース)
SIMPLE CASE AI

支援記録 × 人工知能

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Simple Case AI 概要

障害福祉施設では、支援が必要な方が多く、それを支える職員の数には限りがあります。
万が一、器物破損や他の利用者さんへの傷害などのインシデントが発生すると、現場の負担は大きくなり、支援の質にも影響します。
しかし、そうした出来事の「予兆」を見つけるのは一般にはとても難しいことです。

SimpleCaseAIは、日々の支援記録をAIが分析し、「今日はいつもと違うな・・・」という予兆をそっと知らせてくれます。
ベテラン職員の"感覚"を、AIが一緒にサポートします。

主な機能

支援記録から”予兆”を抽出

職員が日々書いている支援記録をAIがチェック。感情の変化や小さな異変を見逃さず、リスクの“予兆”として抽出します。

福祉施設向け支援記録システム SimpleCase(シンプルケース)の特長

信号カラーで予兆の強さを可視化

強い予兆・弱い予兆・予兆なしを「赤・黄・緑」でわかりやすく表示。一目で危険度が分かるので、どの利用者に注意すべきかが直感的に把握できます

福祉施設向け支援記録システム SimpleCase(シンプルケース)の特長

当日のリスク値を自動算出

その日の記録や過去の傾向をもとに、利用者ごとのインシデントリスクを数値化。支援計画の立案に役立ちます。

福祉施設向け支援記録システム SimpleCase(シンプルケース)の特長

利用者の特性に応じた支援方法を提案

AIが、利用者の特性と前日までの予兆発生状況に応じた当日の支援方法を提案します。 施設職員が持つ支援のスキルや引き出しに、AIからの提案内容を加えることで、より質の高い支援を実施することができます。

福祉施設向け支援記録システム SimpleCase(シンプルケース)の特長

導入による効果

支援の質と安定感が向上

リスクを事前に察知できることで、支援の質が向上し、慌てず落ち着いた対応が可能になります。チーム全体に余裕が生まれます。

感情の状態をリアルタイム共有

利用者の変化をスタッフ全員で把握・共有。チームで同じ目線を持って支援できることで、ばらつきのないケアを実現します。

インシデント発生の未然防止

小さな予兆を見逃さず、早めに手を打つことができるので、インシデントの発生自体を減らせる効果が期待できます。

多角的な視点からの支援が可能

AIから様々な支援のアイデアを得ることで、多角的な視点で支援を実施することが可能です。新人スタッフの支援力アップにも役立ちます。

共同開発

Simple Case AIは、岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域 太田学研究室との共同研究で開発されました。

行政支援

本事業は、以下の補助金事業に採択され、行政からの支援を受けて実施しました。
・岡山県 令和5年度グリーン成長研究開発プロジェクト創成事業費補助金
・岡山県 令和4年度ポストコロナ次世代産業研究開発事業費補助金
・岡山県 令和3年度次世代産業研究開発プロジェクト創成事業費補助金