福祉施設向け支援記録システム SimpleCase(シンプルケース)
CASE STUDY

導入事例

業務効率化

株式会社ぬか

記録の振り返りから成長が見える

所在地:岡山県都窪郡早島町

サービス:生活介護、放課後等デイサービス

職員数:48名

お話を伺った方:アトリエぬかごっこ 管理者 丹正様

 



 

導入前の課題を教えてください

 当社は2013年に生活介護事業所のぬかつくるとこ、2018年に放課後等デイサービス事業所のアトリエぬかごっこを開所しました。当時行っていたケース記録は事業所内だけでの運用だったため、拠点間での情報共有ができていませんでした。また、1人の利用者を複数の職員で同時に入力する際に一部制限があるなど、私たちが求めていた運用とは異なっていました。そのため、情報共有が可能なシステムで、より使いやすいシステムがないかと探していました。
 

導入の前後でどのような変化がありましたか?

 SimpleCase導入後はクラウドシステムのため、拠点間での情報共有がシームレスにできるようになり、別拠点の利用者の確認が簡単に確認できるようになりました。また連絡帳システムの導入により、連絡帳作成時間も大幅に短縮できました。ケース記録と連絡帳間での簡単に転記ができるようになったり、作成に1時間程掛かっていた連絡帳は、半分の30分程で作成できるようになりました。15時30分の送迎時間までに作成する必要がなくなったことが大きいと感じており、記録時間を支援に充てることが出来、支援の質が向上しました。
 SimpleCaseは照会機能が充実しているため記録の振り返りがし易く、過去の記録から様々な情報を得ることができるようになりました。記録を振り返ることにより、薬服用の変化や利用者の成長等を改めて知ることができ、個別支援計画の作成にも活用しています。また、、職員の記録文章、支援の質の変化を見ることもできるので、職員の成長を感じることができます。

 

運用方法で工夫した点を教えてください

 ケース記録の入力方法について工夫しています。当社では業務日誌を作成しているのですが、日誌に記載する内容を選別するため、日誌に記載したい重要な記録には「たいせつ」、「つたえたい」等のワードを入れております。日誌に転記する際や、過去の記録を検索する際に分かり易くする工夫をしています。特にSimpleCaseは記録を検索する機能が便利と感じていて、必要な情報を検索しやすいと思います。また、申し送り項目を作成して、職員が気付きやすい工夫をしたことにより、職員全体に周知できる運用を作ることができました。


 

今後の取り組みについて教えてください

 当社では記録情報は大切な資産だと考えています。職員が思ったことや感じたことをそのまま記録し、特に職員の個性を生かした記録に心掛けています。感受性豊かな職員がいる環境は、利用者にも良い影響をもたらすと考えています。
記録から得られる情報はその他にも多くあると考えています。SimpleCaseを通じて「ぬからしい」記録でぬかの成長に活用していきたいと思います。


 

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