福祉施設向け支援記録システム SimpleCase(シンプルケース)
CASE STUDY

導入事例

業務効率化

社会福祉法人こだま園様

支援時間の増加により利用者の満足度UP

所在地:岡山県井原市

サービス:生活介護、就労継続支援B型

グループホーム、短期入所

職員数:60名

お話を伺った方:芳井ふれあい作業所 管理者 島崎様

 



 

導入に至った理由を教えてください

 当法人の課題の一つとして、利用者様一人一人と向き合って対応する時間を増やすことがありました。その課題を解決するためには、なるべく記録業務や事務業務などを効率化して現場での作業を増やすことが必要でした。そのために記録業務を効率化できるシステムを探しておりました。
 SimpleCaseは申送りや業務日誌への転記が不要になり、入力方法も単純明快で分かり易いため、記録業務を効率化できると思いました。コスト面でもメリットが大きいと感じ導入を決定しました。


 

導入の前後でどのような変化がありましたか?

 大きな変化としては、日々の記録業務にかけていた時間を短縮できたことです。手書きの頃は、記録に割ける時間が30分程しかありませんでした。職員1人あたり約6人の利用者様の記録を担当していました。そのため、時間内に全員分の記録を作成することは難しく、業務を持ち帰ったり、翌日に持ち越したりする職員が散見されました。
 SimpleCaseを導入してからは空いた時間に誰でも簡単に入力ができるようになったので、担当制を止め、全職員で利用者様全員の記録を記載する運用にしました。その結果、所定の時間内に記録の作成を行う事ができるようになりました。さらに全職員の視点から記録を書くため、利用者様に対して職員全員が同じ目線で支援を行えており、職員間の意識共有ができるようになったことから、手書きの頃よりも記録の質が向上したことも大きな変化だと思います。


 

どのような場面で活用していますか?

 事業所間での情報共有において非常に活躍していると感じます。SimpleCase導入前も事業所間での情報共有は行っていましたが、電話での連絡が主でした。そのため、利用者様の様子の変化に気付けない事もありました。しかし、SimpleCaseを導入してからは他事業所での様子をリアルタイムに確認できるようになったため、利用者様の様子を知ることができ、最新の利用者情報を頭に入れて支援を行うができています。


 

導入してみての感想を教えてください

 支援時間が増えたことで利用者様とのコミュニケーションを行う時間が増え、事業所に来ることが楽しいと言ってくれる利用者様が増えたことが喜ばしいです。利用者様との関係も良好で作業もスムーズに進むようになり、1日の作業数も増えて利用者様に還元できる賃金も予想を上回る勢いでUPしています。利用者様の賃金上昇は事業所の加算にも繋がり、記録の効率化を図ったことで取得できる加算が増えて大満足です。
操作面に関して、シンプルなシステムで職員が慣れるまでは時間はかかりませんでした。事前に体験版である程度職員も触れていたので、混乱なく導入することができました。


 

導入に至った理由を教えてください

 導入してから約6年が経過しましたが、まだまだ活用の余地があると思っています。様々な機能を職員全員で活用できるよう、研修会などを行い理解を深め、職員の満足度向上に取り組んでいきたいと考えています。今後も利用者様に来るのが楽しいと思って頂けるような事業所作りに取り組み、利用者様の満足度向上に努めていきたいと思います。

 
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