特定非営利活動法人ありがとう様
▶記録業務の効率化により支援の質向上を実現
所在地:岡山県倉敷市
サービス:放課後等デイサービス、相談支援事業、
日中一時支援事業、グループホーム、居宅介護
職員数:75名
お話を伺った方:グループホームありがとう 山下様
導入に至った理由を教えてください
グループホームを開設するに当たり記録システムを検討しており、職員全員が記録しやすい、見やすい画面であることを優先して探していました。また、支援の合間に記録入力が出来るようタブレットでも運用したいと考えていました。他法人へ見学に行った際、SimpleCaseを使われているのを見て簡単に使えそうだと感じました。希望している条件に合っており、使ってみたいと感じたため導入を決めました。
導入はスムーズに進みましたか?
導入が決まってから、実際に訪問して操作方法を丁寧に教えてもらったので、操作面について不安な声はありませんでした。タブレット端末では、普段使用しているスマートフォンと同じような感覚で使用でき、パソコンが苦手な職員でも簡単に操作できると感じました。そのため職員の抵抗なく、むしろ最初は使ってみようという前向きな姿勢の職員が多く、スムーズに導入を進めることができたと思います。
また、インターネット環境が整っていれば、特に準備が必要なものもないので、気軽に導入することができました。
導入当初から現在にかけての変化はありましたか?
SimpleCaseでの記録入力に慣れていくにつれてほかの業務に使える時間が増えました。特に利用者様の余暇の時間が増えたため外出やドライブへ行く機会が多くなりました。ドライブ好きな利用者様が多く、満足されているため私たちもうれしく思います。また、導入当初よりも支援名を細かく分けることで検索がしやすくなりました。例えば、支援名「睡眠」で検索をかけ、睡眠時間の記録を一覧表にしたうえで印刷し、訪問診療の先生へ渡すことでスムーズに受診することができています。
導入してみての感想を教えてください
全体的な効率が上がったことが良かったと思います。空いた時間で記録を書くことができるので記録時間が短縮でき、今まで記録業務をしていた時間を利用者様のための時間に回せるようになりました。実際に利用者様が楽しまれているところを見るととても嬉しく思います。また、24時間事業所が稼働しているため会わない職員同士もいますが、SimpleCaseを見るだけで簡単に情報共有ができることも便利だと感じています。
操作面については、アルバイトの職員でもそれほど詳しい説明をしなくても直感的に使いこなせていますし、年配の職員でも簡単に操作でき、だんだんと速く入力できるようになっています。
連絡帳を導入してみての感想を教えてください
当施設からは、朝・夜1回ずつ当日の様子など保護者様に送っています。普段の様子や、夜ご飯の写真などを撮影して画像で送ったりもしています。空き時間でもご家族とすぐに連絡が取れるのでとても便利だと思います。
保護者様からは、「日々の利用者の様子を知ることができてうれしい」や、「電話をするような緊急ではないことでも、気軽に連絡することができる」など良い評価をいただいています。年配の保護者様も導入当初は少し苦労されていましたが、すぐに慣れて使いこなせるようになっています。
今後の取り組みについて教えてください
現在は支援計画をExcelで作っていますが、SimpleCaseの個別支援計画入力機能を使用していきたいと考えています。Excelだとパソコンでの作業が必要となるため、パソコンが苦手な職員の代わりに計画を作成する必要があります。その点SimpleCaseならタブレットでも作成できるため、計画を作成できる人も増え、作業量の負荷の軽減が図れると思っています。
現在倉敷ではグループホームが足りておらず、グループホームありがとうでも待機されている方がいます。今後はグループホームを増やし支援を必要としている方が生活しやすい環境を作っていきたいと考えております。